虫問題Q&A
トコジラミ捕獲実験
【トコジラミの観察】
ステンレス製容器 500x250x125mmを製作、実験開始。ステンレスのつるつる面では、トコジラミは平面は移動できても垂直面は登れません(目視確認済)
トコジラミはガーゼ等布地が好きなようです。布地の裏に回り込み隠れます。保護色もわかるようです。
ステンレス容器のコーナー部が溶接痕でこげ茶色になっていますが、そこに動かずじっとしています。
実験用トコジラミ(死亡後3か月放置)のまさかのふ化、幼虫発見!、が動き回る。ステンレスの壁は登れない。写真↓のトコジラミ幼虫の実際の大きさは約1~1.5mmです。動画の幼虫は0.5~1mmほど
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【トコジラミの実験】
箱の中の黒色のものは「トコ捕獲シート金具」の断片(鉄製黒塗装つるつる面)ですが、トコジラミは警戒せず、高さ7mmを登りその上を高速で走り、丸形状の0.8mmの端面をつた歩き。
トコジラミは布地を好むと言われています。手袋をして匂いを消した「ぼろ布」を箱の中に置いてみました。トコジラミはコーナー部から動きませんでした。
「着用マスク」を 箱の中の置きました。半日以上着用しましたから、人の匂いと呼気が少し残っているはずです。
トコジラミは「着用マスク」にくっついていました。
「着用靴下」を 箱の中の置きました。暗すぎてわかりづらいですが、右側の黒い影が靴下。真ん中の少し上の点がトコジラミ。靴下から逃げているところです。
光触媒付捕虫器トレテーラmini2改良型(前カバー付)で捕獲実験開始。
【トコジラミ捕獲試験】
ステンレス容器の中にトコジラミ成虫1匹、ガーゼ、布、新聞紙、と実験機器を置き、夜間に試験を開始しました。翌朝、粘着シートの裏側にトコジラミが潜り込んでいたのを発見できました。
2回目試験では下の金具を省き、粘着シート直置きとその上に「トコ捕獲シート金具」(シート汚れ防止等の金具)にて実施。捕獲に成功しました。
ただ、本当にトコジラミを誘き寄せて捕獲できたのか、徘徊中のトコジラミが単に引っ掛かったのか、微妙なところですが…。もし、トコジラミが「G」のように夜間に交尾、採餌のために徘徊するのであれば、 粘着トラップだけで対処可能であるという事になります。果たしてそうでしょうか?
ステンレスのつるつる面では、トコジラミは平面は移動できても垂直面は登れません。
粘着シートにトコジラミを捕獲
【結び】
器具の上に「着用靴下」を 載せたり、「水を噴霧」したり、中々なりふり構わずの感じですが、これもすべて、「人類の敵」トコジラミを捕るため です。
これがメイドイン・ジャパンか? と思われる方もいらっしゃるでしょうが、頑張って作りました。これで販売させていただきます。